wordpress 5.7.10 のワード プレスリニューアル案件の記録です。
ワード プレスリニューアルをするケースとして、企業サイトでビジネスポイントが他に行ってしまい、忘れられたように数年手つかずのWordPressサイト状態と言うことも有ります。
今回はそんな忘れられたサイトのワード プレスリニューアルを、法人から依頼されたので行いました。
同じような作業の参考のために、記録を残し作業をします。
まず WordPress のバージョンが古いので更新することにしました。
もう7,8年前に作ったもので、バージョンアップしようとしたら、いろいろ問題がありました。
現バージョンを確認したら、WordPress 5.7.10、PHP 5.6.40、MySQL 5.5 で相当古いバージョンです。
全て最新のものにしようとしましたが、その過程で色々問題があり、苦労をしました。
同じような方もいると思い、バージョンアップの記録を残しました。
独自ドメインWordpressブログ運営では、ある程度するとメンテナンスも必要です。
今回は、長年メンテナンスをやって来なかったサイトのちょっと大変なメンテナンスを解説します。
WordPressバックアップ-大切なブログ記事がなくならないように
まず、古いと言っても落ちてしまわないようにコンテンツのバックアップを取ることにしました。
WordPressバックアップは、いくつかの方法が有ります。
ここでは、プラグインを入れ WordPressバックアップ をする方法をおすすめします。
当サイトでは、プラグインUpdraftを導入していますが、ほかにも
プラグイン「BackWPup」
プラグイン「All-in-One WP Migration」
などが有ります。
プラグインUpdraftを使う
前にインストールしたプラグイン Updraft が入っていましたので、それを使いコンテンツのバックアップを行いました。
Updraft はバックアップ先を、サーバー内フォルダーやGoogle ドライブ、Dropbox などに指定してバックアップが取れるので便利です。 バックアップだけでなく復元もできます。
大きな更新をする時、リスクを考えバックアップをした方が良いです
大切に積み上げてきた記事がなくなっては悲しいですからね
バックアップ関係は下記に関連記事をまとめましたので、バックアップや記事のリビジョンでお困りの場合は参考にしてください。
Updraft 有料版の値段と違い
Updraft は無料版を使用していますが、有料版の値段と違いを調べました。
まず有料版にして機能アップする点は以下になります。
- アップデート前の自動バックアップ
WordPressの自動更新前に、自動バックアップを取ってくれるようです - 増分バックアップ
変更した箇所のみ増分バックアップすることで、バックアップリソースを減らします - より多くのストレージオプション
Microsoft OneDrive、SFTP、Microsoft Azure、WebDAV、Google Cloud、SCP、Backblaze、pCloud
に対応するとのこと - 移行機能
サイト移行に対し、移行が迅速かつ効率的になると言うことです
では価格は、2024年5月時点の価格は公式ページによると以下となります。
対象プラン | 価格 (年間使用料) | 対応サイト数 |
---|---|---|
Personal | 70 ドル | 2 サイトまで |
Business | 95 ドル | 10 サイトまで |
Agency | 145 ドル | 35 サイトまで |
Enterprise | 195 ドル | サイト数無制限 |
Updraft とBackWPupの比較
Updraft とBackWPup の両方の無料版をを比較してみますと、
初心者が使用するにはUpdraft の方がやりやすい
BackWPup はWordPressの .htaccessや wp-config.phpも含むすべてのファイルをバックアップしてくれるようです。
しかし、BackWPup はばっいくアップ時、FTPでサーバーへのファイル転送や PHPMyAdomin を使用してデータベースの復元など、技術的スキルが要求されるようです。
その分、BackWPup の方が確実なバックアップが捕れるのでしょう。
機会が有れば使用して見てレポートします
ただし、ネットでの日本語での情報はUpdraft の方が多いようです。
WordPress5.7 バージョンアップ
WordPress自動アップデート機能が停止をしていたので、Wordpress5.7.1 の状態でした。
WordPress5.7 系は、キュリティホールが見つかり脆弱性を指摘されていたバージョンなので、
まずWordpressバージョンを上げることとしました。
現在(2023年12月)最新のWordPress6.3.2 にバージョンアップをしました。
プラグインで未対応の物は、プラグインを更新し、不必要と思われるプラグインは削除しました。
今回偶然にも脆弱性があるWordpressバージョンを使用していることが分かりましたが、WordPress自動アップデート機能はONにしておいた方が良いです。
バージョンアップをした場合、メール連絡が来ると思いますので、Wordpressにログインをして確かめましょう。
プラグインなどが WordPressバージョン に対応してない場合も有りますので、その場合はプラグインをバージョンアップするなどの対応が必要となります。
まとめ
WordPressサイトは、定期的にメンテをしておけば、手間は取らなくとも、長い間ほったらかしにすると面倒になるケースやセキュリティー的に脆弱性が出て来る場合が有ります。
また、ある程度の定期でメンテナンス的にサイトを確認することは必要です。
今回は、大幅なバージョンアップに備えて、Wordpressバックアップと、またWordpressのバージョンアップを記載しました。
この後は、「WPバージョンアップ~その2」 に続きます。
独自ドメインWordpressブログ運営では、ある程度するとメンテナンスも必要で、長年メンテナンスをやって来ないとその後の運営が大変になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
続編記事
以下は続編記事です。記事ごとに内容が違いますので、飛ばして参照の場合は以下リンクからお願いします。