ワードプレス リニューアル~その3は、phpバージョンアップに対するプラグインの対応です。
プラグインやテーマもバージョンアップがあり、使用しているものについては更新の作業をしなければなりません。
対応をしてゆかないと今回のように、PHPをバージョンアップしたり、Wordpressをバージョンアップした場合に、プラグインやテーマが動作環境と合わなくなる可能性が出てきます。
独自ドメインWordpressブログ運営では、ある程度するとメンテナンスも必要です。
今回は、長年メンテナンスをやって来なかったサイトでプラグインの更新メンテナンスを解説します。
プラグインのバージョンアップと整理
一般的にプラグインのバージョンアップする場合は以下の注意が必要です。
- 更新のワーニングが出ているプラグイン自体が本当に必要か? ⇒不要なら削除
- 互換性のチェック ⇒現状のWordpress動作環境(WP,PHP,MySQL のバージョン)に合うか?
- ネットでユーザーの情報を確認 ⇒プラグイン名とPHP8とかをググってレビューを見て下さい
以上ですが、更新の理由がセキュリティに関するものであれば、なるべく早くに対応をした方が良いです。
プラグインでも良いものは、サポート情報やレビューなどのドキュメンテーションが豊富です。
今回のプラグインアップデート
WPプラグインのところに行き、以下3つの更新リクエストが出ていたので、更新しました。
この後、WordPress5.7.10 ⇒ WordPress6.3.2 のバージョンアップをして、動作OKを確認しました。
以上のプラグインの関連リンクを記載します。
現時点(2023年11月)では、WP検証済み最新バージョン:6.4.1、PHP バージョン:7.0またはそれ以降となっています。
上記は、WordpressダッシュボードでGoogleAnalytics の要約画面が見えるもので、今回の適用サイトで既に使用していたので、更新の対象としましたが、使いようとしてはGoogleAnalyticsは、本来Googleサイトで使用した方が良いと思います。
上記も、今回の適用サイトで既に使用していたので、更新の対象としました。今回バージョンアップの環境に適合しているようです。
PHP8にバージョンアップした場合
しかし、PHP7.4 から PHP8.1 にすると動作せず。 PHP8.0 でも同様でした。
ネットで調べると、 PHP8に対応していないプラグインが多いそうで(2023年10月時点)、以下のプラグインを更新しました。
1.Advanced Editor Tools (旧名 TinyMCE Advanced)
2.Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
3.Contact Form 7
以上を更新しましたが、PHP8にすると、またもや「重大なエラー」で動作しませんでした。
Classic Editor プラグイン
WordPress6.3.2 となっているので、 Classic Editor を無効化してみました。
そうしたら、動作しました。すでにWordPress ではブロックエディターが主流で、長らく使用してきた Classic Editorプラグインは不要なので削除しました。
Classic Editor に代わり導入されたグーテンベルグ(ブロックエディター)は公式エディターとして、数年が立っていますが、コンテンツをブロックと呼ばれる個々の要素に分割して編集するブロックエディターです。
使い慣れてくると今までの Classic Editor より感覚的にコンテンツが作れる優れモノだと思います。
長年、使用してきた Classic Editor とお別れです
まとめ
今回は PHP8 にバージョンアップした事情でそれに対応をしていないプラグインへの対応をしました。
プラグインも多くなると整合性を取ることも手間を生じますので、プラグインは必要最低にした方が良いです。
最後は、MySQL5.5 から MySQL5.7 へのバージョンアップです。
独自ドメインWordpressブログ運営では、ある程度するとメンテナンスも必要で、長年メンテナンスをやって来ないとその後の運営が大変になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この後は、「WPバージョンアップ~そ4」 に続きます。
続編記事
以下は続編記事です。記事ごとに内容が違いますので、飛ばして参照の場合は以下リンクからお願いします。