サーバー応答スピードは必要?

サーバーの応答スピード

レンタルサーバー選定において、サーバー応答スピードは一番のポイントです。

サーバーの応答速度が遅いとどのようなことが起こるのか、
応答スピードを計測する方法などを紹介。
値段だけでなくレンタルサーバ選びのポイントなど解説します。

独自ドメインWordPressブログ運営では折角の力作のコンテンツも応答スピードがある以上遅いと検索エンジンから評価を下げられてしまいます。

目次

サーバー応答スピードは何で必要か

サーバーの応答スピードが遅いとデメリットとなる理由は以下です。

Googleのランキング評価が落ちます

2018年ごろからのGoogleの検索アルゴリズムアップデートにより、応答(表示)速度が一定以下のWebサイトは、ランキングが下がり、内容が良くても上位表示が難しくなったようです。

直帰率が上がってしまう

直帰率とは、専門的な言葉ですが、
要は「あなたのサイトがユーザーに見られてから、ユーザーが離れる率」と思ってください。
直帰率が上がると言うことは、ユーザーが簡単に離れると言うことです。

直帰率について、詳しい定義を知りたい方は下記のGoogleのGA4アナリティクスヘルプを参照ください

上記2つのデメリットはサーバーの応答スピードが遅いと、

いっぺい

良いコンテンツを作っても、上位表示されないと言うことですね

要約すると、表示速度が遅いと折角のあなたのサイトも競合サイトに負けて表示されないと言うことです。

サーバー応答スピードを計測する方法

サーバー応答スピードを計測する方法は、色々あります。

いっぺい

目的により紹介しますね

pingテスト

pingを使用したテストは、一つのリクエストに対しサーバーが物理的に何ミリセコンドで応答するかのテストです。

ネット上のPCからサーバーにリクエストを掛け、何ミリセコンドで応答するかをテストするもので、サーバーに異常が生じた時やネットワーク障害が起きた時にもテストで使用されます。

使用方法は、コマンドプロンプトを使用して目的のサーバーのURLを入れてテストをします
以下は、本サイトをping した例です。

物理的なスピードは、各レンタルサーバーでそんなに違いはないと思います。
上記はさくらのレンタルサーバーの値ですが、一つのコンテンツを表示する間にサーバーとクライアントは多くのリクエストを掛け、レスポンスを得るので何回もやり取りをします
ある程度の差が有ればサーバー自体の応答スピードが良い会社と契約をした方が良いですね。

Pingdom Website Speed Test

物理的なスピードでそん色がなければ、問題は対象コンテンツ側の応答スピードに関わります。
Pingdom Website Speed TestPageSpeed Insightsはそんなコンテンツ側の作成上の問題が応答スピードの結果に大きく関わる問題を解析するものです。

以下は本サイトを、東京から計測したもので、応答速度が2秒になり、Dクラスの評価を受けてしまいました。
これを東海岸USAからにすると4.8秒になってしまいます。

成るべくサーバーの場所は、そのコンテンツの対象エリアに置いた方が有利と言うことが分かります。

国により結構な差が出ることが分かりました。

Pingdom Website Speed Testhttps://tools.pingdom.com/

面白いことに、サーバーのものにより日本からアクセスでなく、USA西海岸からの方が2秒弱早いものもありました。

いっぺい

これはきっと、国内サーバーではなく海外設置サーバーなのでしょうね

PageSpeed Insights

Webコンテンツの応答速度をPCやスマホ版で詳細に知りたい時は、GoogleのPageSpeed Insightsがおすすめです。

例として、本サイトのトップページを計測して見ます。
スマホモードとデスクトップモードで計測した結果が分けて出てきます。

スマホモードで計測した結果

デスクトップモードで計測した結果

まとめ

計測結果で見ますと、スマホモードは総合評価69で、ディスクトップモードは総合評価93でした。
ディスクトップモードがまあまあの評価でスマホモードが悪いのは、サーバー側の問題ではないようです。

下の方に各診断についての診断結果コメントが出てきます。
緑、オレンジ、赤、と別れて出てきますが、赤が出ている診断結果は改善出来たらした方が良いと思います。

当サイトではメインページで、他サイトから大きな画像を引いてきていることと、Wordpressのキャッシュを調整した方が良いことが分かりました。

今回、サーバー側の悪い点は見つかりませんでした

最後まで見ていただきありがとうございます。次回はクライアント側(こちらサイド)で対応可能な、
サイト表示速度のアップ方法
を検討し記事にします。

トップページの画像は、WordpressテーマSWELL の初期設定の外部ファイルをそのまま使用していましたが、
それを軽めの内部画像にしたら以下のようにパフォーマンスが上がりました。
これだけでパフォーマンスが 69→86 に上がった。

SWELLは良くできたWordpressテーマですが、うっかりして気づきませんでした

独自ドメインWordPressブログ運営では折角の力作のコンテンツも応答スピードがある程度以上遅いと検索エンジンから評価を下げられますが、今回はサーバの応答スピードではありませんでした。

このようなケースは多々有ると思います。
注意が必要ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


サーバーの応答スピード

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