ワードプレス リニューアル～その２-PHP

ワードプレス リニューアル～その２は、php のバージョンアップです。
もしまだphp５系を使用でしたら、php5 はセキュリティサポートが2018年に終了しています。
php5.5,php5.6 を使用しているようなら早めに php8 にバージョンアップした方が良いです。

PHP8.1 のセキュリティサポート終了予定は2024年11月で、8.2にしたいところですが、さくらインターネットではまだ, 8.1までのサポートです。

それではと言うことで、PHP8.1に上げる作業をしました。

独自ドメインWordpressブログ運営では、ある程度するとメンテナンスも必要です。
今回は、PHP8 に上げるメンテナンスを解説します。

PHP8.1に上げる作業

さくらインターネットコントロールパネル＞スクリプト設定＞言語バージョン設定＞PHPのバージョン　で　8.1.20　を選びました。 これで簡単にPHPのバージョンを選択できます。

まずはPHP7.4にバージョンアップ

慌てて元の PHP5.6.40  に戻し、動作OKを確認して、PHP7.4.33 にしました。
PHP7.4.33 で動作を確認しましたが、動いたもののコンテンツ上部に以下のワーニングが表示されていました。

Warning: Use of undefined constant ace – assumed ‘ace’ (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/xxxxxxxxxxx/www/xxxxxxxxxx.net/wp-content/plugins/advanced-category-excluder/advanced-category-excluder.php on line 310

プラグイン　advanced-category-excluderをプラグインのところで無効化を行ったら上記エラーは出ず、正常動作しました。　どうやら　advanced-category-excluderプラグインがPHP7.4　に対応していなかった模様です。

全体的にまだ、プラグインがPHP8に対応していないものが多いようです。

PHP5とPHP7の違い

PHPはWordpress自体を構成するプログラミング言語で、適時バージョンアップがされています。

PHP5とPHP7の違いは、処理速度とメモリの使用量が大きなテーマだったようで、PHP7はPHP5の処理速度の約2倍のスピード、メモリの使用量は激減とのことです。

ある程度、関数の追加削除が有ったり、PHP7 からパラメーターの参照渡しが出来なくなったように思えます。
ただし、PHPバージョンアップからかなり経っているので、現状テーマやプラグインは対応済みなのでしょう。
PHP5からPHP7へのバージョンアップは、そんなに抵抗なくできます。

PHP7とPHP8の違い

PHP8では、コンパイラ JIT（Just In Time）の実装がされたようです。プログラム実行時にプログラムソースを解析、処理を部分的に機械語コンパイルすることにより最適化処理を行い、実行速度が３倍にもなったとも聞きます。

またPHP8では、変数などの型について、より厳密に取り扱うこ形でセキュリティー的にもベターな方向背だと思いますが、この辺が未対応でひっかかるプラグインなどもまだ現時点では多いと思います。

ただ時間的に、対応もされてきますのでWordpressはサーバー環境のアップグレードもありますが、ますますスムーズな表示になって行くでしょう。

まとめ

今回は、Wordpressを構成するプログラミング言語PHPのバージョンアップについて記載しました。

PHPもPHP5.6からPHP7.4へ、そしてPHP8.1へバージョンアップしてゆきますが、長い間Woprdpressをメンテナンスしてないとテーマやプラグインとの関係性で色々な問題が出てきます。

Woprdpressも定期的なメンテナンスが必要です。

独自ドメインWordpressブログ運営では、ある程度するとメンテナンスも必要で、長年メンテナンスをやって来ないとその後の運営が大変になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この後は、「WPバージョンアップ～その３」　に続きます。
以下は続きですが、その記事ごとに内容が違います。飛ばして参照の場合は以下リンクからお願いします。